ホッカイドウ競馬は12日、新人騎手の渡辺準己(わたなべ・じゅんき)騎手(27=田中淳)が18日から笠松で期間限定騎乗することを発表した。受け入れ先は後藤佑厩舎で期間は3月24日まで。笠松競馬も12日、期間限定騎乗の発表をリリースし、歓迎セレモニーなどを行う予定であることを発表した。

渡辺準己騎手は北海道札幌市出身。幼少期にアイスホッケーを始め、北海高、日体大で競技を続けた後、馬の世界へ。総合牧場で勤務した後、道営で10年連続リーディングに輝く田中淳厩舎の門をたたいた。厩務員として従事しながら、NAR地方競馬全国協会の令和6年度第2回騎手免許試験に合格。昨年12月1日に騎手免許を取得した異色のルーキーだ。

関係者のバックアップを受け、4月中旬に開幕する25年度の門別開催を待たずして、一足早く笠松での騎手デビューが決まった。服飾は「青、胴白十字たすき、袖白格子」。関係者によると、「道営のルーキー騎手が他場でデビューすることはほとんど聞いたことがない」とのこと。異色ルーキーの異例デビューに注目だ。

◆渡辺準己(わたなべ・じゅんき) 1997年(平9)11月13日、札幌市生まれ。父昇さんの勧めで3歳からアイスホッケーを始める。北海高ではFWウイングとして活躍し、1年時には全国高校8強、2年時にはNHK杯優勝。日体大でも競技を続けた。家族は両親と姉。163センチ、49・5キロ。憧れの騎手はウィリアム・ビュイック。