桜花賞(G1、芝1600メートル、13日=阪神)の最終追い切りが9日、東西トレセンで行われた。

クイーンC覇者の関東馬エンブロイダリーは、滞在中の栗東坂路で古馬2勝クラスのタイセイフェスタを相手に併入した。タイムは4ハロン53秒5-12秒4。鞍上のモレイラ騎手は「リズム良く、スムーズに走れていました。気持ち良く気分良く調教できました。今の状態をキープできれば」と心身のコンディションの良さを確認。自身が手綱を取った昨年6月東京のデビュー戦と比較して「メンタルがいい成長をしていますね。ハイスピードをキープできる馬です」と進化も実感した。

栗東には先月27日に入厩。森一師は「環境の変化をとるか、(直前の長距離)輸送をとるかでこちら(栗東滞在)をとりました」と説明。最初の3日間は体重が減ったが、その後順調に回復。「今で478キロ。いい体になっていますよ」。選択は“吉”と出ている。22年スターズオンアース以来のクイーンC出走馬の桜花賞制覇が見えてきた。【明神理浩】