牡馬クラシック1冠目となる皐月賞(G1、芝2000メートル、20日=中山)の1週前追い切りが東西トレセンで行われた。美浦ではカラマティアノス(牡、奥村武)が戸崎騎手を背に、切れのある動きを披露した。

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前走の共同通信杯2着から挑むカラマティアノスは2戦続けてコンビを組む戸崎騎手がまたがり、美浦ウッドでの2頭併せで絶好の動きを見せた。5ハロン66秒9-11秒5(馬なり)をマーク。ラストは俊敏な反応を見せ、相手のタイセイサムソン(古馬オープン)を一気に置き去りにした。後肢の筋肉が浮き出て体つきは一段とパワーアップ。柔らかみのある走りも目を引く。鞍上は「今回は前回の追い切りのようなもたれも全くなかったし、すごくいい追い切りができた。大きく変わった感じはないけど良い雰囲気を感じ、具合は良さそうです」と上々の感触。奥村武師も「精神面がだいぶ良くなっている。力んだ感じもなかったし、だいぶどっしり走れるようになってきた。今日の動きにはかなり迫力があった」と満足していた。師がデビュー前から素質を高く評価していた好素材。ダービー馬の父レイデオロが果たせなかった皐月賞制覇へ、心身は研ぎ澄まされている。