「メイショウ」の冠名で知られる馬主・松本好雄オーナー(87)が、JRA通算2000勝を達成した。
中京3Rでメイショウハッケイ(牝2、本田)が勝利。高杉騎手の手綱が大記録達成を導いた。
松本好雄オーナーの息子、好隆氏は「オーナーは家で見ていました。電話すると喜んでいました。2000勝できたのは50年以上長くやっているからだと思います。一番お世話になっている三嶋牧場の馬で勝てたのがうれしいです。皆さんのおかげです」と喜びを伝えた。
レースは中団を追走し、直線で見事に差し切った。
同馬を管理する本田師は「連闘だけど体調は悪くなかったです。オーナーと縁がある三嶋牧場さんの馬で達成できてよかった。10代の時からよくかわいがってもらっています。これまでもたくさん勝たせてもらいました。厩務員、調教師、騎手、競馬サークルの人はみんなかわいがってもらっています」とコメントした。
鞍上の高杉騎手は「オーナーの2000勝を決めることができて良かったです。連闘で全体的にテンションが上がっていた中で、よく頑張ってくれました」と振り返った。
松本オーナーは74年にJRAの馬主として登録すると、06年にダービーを制したメイショウサムソンをはじめ、メイショウドトウ、メイショウボーラー、メイショウマンボなどの所有馬が活躍してきた。地方でもメイショウハリオがJpn1・4勝を挙げ、障害でもメイショウダッサイがJ・G1で2勝を果たしている。
今年6月にはメイショウタバルが宝塚記念を勝ち、12年ぶりのJRA平地G1制覇を果たした。鞍上は武豊騎手で、管理するのは石橋師。レース後には「サムソンで(2冠を制した)石橋さんと縁ができて、豊さんとはお父さん(元騎手で元調教師の武邦彦さん)の頃からの長い縁ですから。人と人とのつながりを感じますね」と喜びを語っていた。
松本好雄オーナーは、船舶用エンジン製造などを手がける株式会社きしろの代表取締役会長で、日本馬主協会連合会名誉会長も務める。冠名の「メイショウ」は、出身地の兵庫県明石市の「明」、松本の「松」を組み合わせたという。

