米国競馬の最高峰BCクラシックで、フォーエバーヤング(牡4、矢作)が競馬史に残る勝利を収めた。

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開業前の技術調教師としての1年間を矢作厩舎で過ごしたJRA初の女性トレーナー前川恭子調教師(48)は、かつて時をともにした最強馬の偉業達成に喜びの声をあげた。

「感動しました。しびれましたね」

昨年はBCクラシックをはじめ、フォーエバーヤングの海外遠征に何度も同行。パドックで馬を引くことも経験した。「画面から見ていても、どんどん成長しているなと思いました。昨年のサウジやドバイの時はまだ幼かったけど、すごい大人のフォーエバーヤングになったなと。欠点がないと思わせるのがすごいです。矢作厩舎のチーム力を改めて感じました」と称賛。鞍上の坂井騎手に対しても「瑠星くんもすごいですね」と何度もうなずいた。

前哨戦となった、10月1日に行われた日本テレビ盃(船橋)勝利後には馬房を訪れるなど、前川師にとってフォーエバーヤングは今でも特別な存在。「一緒に旅してきたので思い出があります。私に冷たいんですよ(笑い)」。終始楽しげに話すその表情からは、深い愛情が伝わった。【中央競馬担当=原田竣矢】