ドバイワールドCからの米国帰国初戦スティーブンフォスターSを制したマグニチュード(牡4)を管理するスティーブ・アスムッセン調教師が「サラブレッドデイリーニュース」の公式ユーチューブチャンネル(7月1日更新)にゲスト出演し、日本馬で昨年のBCクラシック覇者フォーエバーヤング(牡5、矢作)とBCクラシックの前哨戦で再戦することに「ためらいはない」と語った。

アスムッセン師はマグニチュードの次走は8月8日のホイットニーS(G1、ダート1800メートル、サラトガ)と明かし、他の出演者からフォーエバーヤングがジョッキークラブゴールドC(G1、ダート2000メートル、9月18日=ベルモントパーク)に出走予定であることを告げられると、「(BCクラシック前に再戦することに)ためらいはないですよ。私はレースが好きですから。ブリーダーズカップ(BCクラシック)に向けて、最も良い状態で本番を迎えるために何が最善かを考えて進めるだけです。現時点で、次の3戦として、ホイットニー、ジャッキークラブゴールドカップ、そして、BCクラシックを視野に入れるのは、非常に合理的だと考えています」とコメント。マグニチュードがジョッキークラブゴールドCに参戦し、BCクラシック前に激突する可能性があることを示唆した。

アスムッセン師はスティーブンフォスターSを振り返り、「私たちが求めていたのは、彼がドバイでフォーエバーヤングを破ったパフォーマンスが本物であるという証明でした。遠征帰りの初戦というタイミングで、相手にはソヴリンティ、ホワイトアバリオ、バエザといった今、米国で最も勢いのある古馬たちが集結しました。私へのインタビューそのものが、あのレースの持つ意味であり、この馬がどれほど特別な存在であるかを示しています。ドバイでフォーエバーヤングを破り、アメリカに戻ってきて、チャーチルダウンズ競馬場でダービー馬(ソヴリンティ)やトップクラスの古馬たちを撃破した。競走馬としての実力を証明するために、これ以上何を求めることができるでしょうか」と声をはずませた。

「私たちは世界最高の馬を管理していると確信しており、馬がそれを証明してくれました。このような馬を預かる責任の重さを感じながら、彼のここ2戦のパフォーマンスを見てきました。実はこのレースを迎えるにあたって、彼は少し過小評価されていると感じていたのです。ドバイでフォーエバーヤングを破っておきながら、次のレースでモーニングライン(主催者想定の単勝オッズ)が3番人気になる馬がどこにいますか?」と苦笑いを浮かべ、「(レースで勝利を挙げ)私は極めて興奮していました。感情的にもなりましたが、彼が世界最高の馬だと信じているし、みんなにも私と同じように彼を見てほしいと思ったのです」と、スティーブンフォスターS勝利の興奮を振り返っている。