サマーマイルシリーズ第3戦、中京記念(G3、芝1600メートル、16日)の最終追い切りが12日、東西両トレセンで行われた。注目は軽快な動きで登坂したサトノシャイニング(牡4、杉山晴)。3歳春は皐月賞5着、ダービー4着と好走した素質馬が初めてのマイル戦に挑む。
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最終追い切りは坂路で単走。「調教はものすごく難しい馬」(杉山晴師)だが、スムーズに駆け上がって4ハロン54秒9-12秒1の数字をマークした。
「全体時計は出さずにしまいサッとのイメージで手前だけ替えさせました。いい動きでしたよ」と杉山晴師は合格点をつけた。
昨年の春は皐月賞5着、ダービー4着。秋以降の飛躍が期待されていたが、暮れの鳴尾記念を目指していたところでケガをしてしまい、復帰がここまで延びた。
「牧場も手をかけてくれたのでケガの影響はありません。1週前追い切りはスムーズに折り合って、その分しまいも反応していました。体は仕上がっています。休み明け感は正直ありますが、やれるだけのことはやってきました」。復帰戦としてはベストに近い状態にあると言う。
今回注目すべきは久々もだが、初めてとなるマイルへの挑戦。ポテンシャルはピカイチでも調教を含めてメンタル面、口向きに課題があり、レースでも力むことが多かった。
「長期休養明けで精神的なところで遊びが出てくれれば。マイルで折り合いも楽になると思います」。
初めて騎乗するコレット騎手についても「掛かる馬でもうまく乗ってくるイメージがあります」とプラスにとらえている。
誰もが認める素質馬が長く戦列を離れたのは残念だったが、休んだことと距離短縮でスムーズに折り合えればまさしく鬼に金棒。16日午後、とんでもなく強いサトノシャイニングを目にすることになるかも知れない。【明神理浩】

