競馬界で通訳・レースホースコーディネーターとして活躍し、日本馬初のBC競走制覇、日本馬初のBCクラシック制覇など歴史的な瞬間に立ち会ってきた安藤裕氏(46)から今週もコラムが届きました。間近に迫ったジョッキークラブゴールドカップ(G1、ダート2000メートル、ベルモントパーク)に出走するフォーエバーヤング(牡5、矢作)の様子を貴重な写真付きでお知らせします。
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こんにちは。現地時間金曜日の夕方(日本時間土曜日の明け方)に、いよいよフォーエバーヤングがドバイ以来半年ぶりのレースに出走します。
ジョッキーゴールドカップは、アメリカ競馬の歴史を語る上では必要不可欠なほど権威あるレースで、過去の勝ち馬たちは、ウォーアドミラルを筆頭に、アファームド、ジョンヘンリー、イージーゴア、シガー、バーナーディニ、カーリンなど名馬ばかりです。もし、今年フォーエバーヤングが勝利すれば、アメリカで日本馬としての新たな歴史を刻むことが出来るので、今からワクワクする気持ちです。
9月7日未明にこちらに到着してからここまで人馬が順調に過ごせているのは、主催者側の素晴らしいサポートのおかげなので、感謝の気持ちでいっぱいです。また、現地の厩舎の人たちは、フォーエバーヤングの調教が始まると調教の様子の動画を撮ったり応援をしてくれるなど、温かく迎え入れてくれていると感じます。私自身現地の人たちにこれほど注目される馬には出会ったことがありませんが、フォーエバーヤングはアメリカの人たちに本当に愛されてる馬だと感じます。日本時間の火曜日の夜には、坂井騎手がまたがって追い切りの予定なので、より一層現地の人たちの注目を感じることになると思います。
競馬当日はベルモント競馬場のリニューアル後のオープニングデーでもあるので、数多くの人がフォーエバーヤングの走りを見るために集まると思います。大勢の前でぜひ素晴らしい走りを見せて欲しいです。私もフォーエバーヤングと矢作厩舎の皆様をサポートさせていただけることに感謝しながら、レース当日を楽しみたいと思います。
ファンの皆様も、朝早い時間ですが応援のほどよろしくお願いします。そして、馬券販売もされるのでそちらもぜひ楽しんでみて下さい。また、来週のコラムではレースの当日の様子などお話し出来たらと思います。お楽しみに。
【レースホースコーディネーター】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「安藤裕のハッピー(馬)ダイアリー」)
◆安藤裕(あんどう・ひろし)1979年(昭54)10月19日、東京都生まれ。1998年に渡英し、ゴスデン厩舎で馬の基礎を学ぶ。その後は騎手として北米などで騎乗した。ケガで引退後はプロ野球の通訳を経て、2011年に株式会社FELESを設立。調教情報の管理システムを取り扱うほか、外国人騎手の通訳や海外に遠征する日本馬のサポートなど幅広く活躍中。

