中山の女王は私しかいない! G1・3勝馬レガレイラ(牝5、木村)がオールカマー(G2、芝2200メートル、20日、1着馬に天皇賞・秋優先出走権)に向けた最終追い切りを行った。当地では23年ホープフルS、24年有馬記念を制すなど5戦3勝を誇り、強さを示してきた。07年~09年に3連覇を果たしたマツリダゴッホ以来となる同レース史上2頭目の連覇を果たし、秋のG1戦線へ弾みを付ける。

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雨粒を切り裂きながら、3頭併せの中央からレガレイラが勢い良く末脚を伸ばした。美浦ウッドで6ハロン83秒3-11秒4(馬なり)。重い馬場にのめることなく終始バランス良く、軽快な脚ばき。直線2頭に挟まれ、タイトになるともう一段スイッチが入り、闘争心も垣間見えた。

余力十分にフィニッシュし、内の僚馬に1馬身半先着、外に併入した。太田助手は「追い切りは予定通り。週ごとにバランス面を含め、上がってきています。秋の始動戦という意味では順調に来られていると思います」と及第点を与えた。

さらなるG1タイトル獲得へ今年も秋始動戦から勢いを付けたい。昨年はここをステップにエリザベス女王杯を完勝した。宝塚記念からのローテは昨年同様も同助手は「去年のこのレースの前よりも雰囲気は良いです」と昨年以上の気配を感じ取り、連覇への手応えをつかんでいる。

「週末の天気は心配。できればきれいな馬場で走らせたい」と陣営唯一の懸念は馬場状態だ。それでもタフなウッドに推進力をそがれなかった走りにはへこたれない雰囲気を感じた。庭の中山でレース史上2頭目となる連覇を果たし、「中山の女王」の座を確かなものにする。【井上力心】