英国から参戦するカルパナ(牝5、A・ボールディング)は危険な人気馬だ-。
キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、ヨークシャーオークスを連勝し、充実一途の5歳牝馬。ただ、トレヴ、エネイブルなど3、4歳時に凱旋門賞を連覇した名牝が5歳で敗れたことを考えると…。
21年にはアイルランドの5歳牝馬タルナワが2着。22年には英国の5歳牝馬アルピニスタが凱旋門賞を制した。この2頭に共通するのは、5歳で凱旋門賞に初出走だったこと。カルパナは昨年7着に敗れており、2年連続の凱旋門賞出走。昨年は上位からは大きく離されてゴールし、パリロンシャンの2400メートルが本質的に合わない可能性も…。
前走ヨークシャーオークスの評価も微妙だ。凱旋門賞の有力ステップになっているヨークシャーオークスだが、過去に凱旋門賞で好走している馬たちはヨークシャーオークスを完勝していた。今年のカルパナはゴール前で伏兵スパランヌアに短頭差まで迫られる辛勝。その2着馬スパランヌアは続くヴェルメイユ賞で1番人気になったが、9着に沈んでいる。
ディープインパクトの孫娘(父がスタディオブマン)という血統、昨年よりも内枠に入り、日本のファンの期待も高まっているカルパナだが、昨年同様に直線で伸びを欠くシーンがありそうだ。

