15日京都ではエリザベス女王杯(G1、芝2200メートル)が行われる。好メンバーがそろうが、中でも今年のオークス馬ジュウリョクピエロ(牝3、寺島)が注目を集めるだろう。芝では負けなしで、1勝クラス、忘れな草賞、オークスと豪脚を武器に3連勝を果たした。秋華賞は疝痛(せんつう)のため大事を取って回避したが、回復後は順調に調整されている。今回は秋初戦で初の古馬相手となるが、京都の外回りコースはぴったりだろう。今村騎手とともに女王の座を目指す。
強敵は昨年のオークス馬カムニャック(牝4、友道)。今年のヴィクトリアマイルは距離が短かった中でも2着、前走アイルランドTでは重賞4勝目をゲットした。今は高いレベルで安定しており、距離延長もプラス。スムーズなら勝ち負け必至だろう。
重賞未勝利だがアクアヴァーナル(牝5、四位)が面白い。今年の万葉Sを勝ち、阪神大賞典で2着、天皇賞・春ではクロワデュノールから0秒2差の4着と、春はトップレベルの牡馬相手に差のない競馬をしてきた。休み明けの京都大賞典では長くいい脚を使って3着に好走しており、牝馬同士なら能力上位。引き続き好相性の京都で、好レースを期待したい。
重賞3勝のクイーンズウォーク(牝5、中内田)が念願のタイトルを狙う。ここ2年続けてヴィクトリアマイルで2、3着とG1級の能力を持っている。前走アイルランドTは休み明けが影響して8着に敗れたが、ひとたたきした今回は変身間違いなしか。
ジョスラン(牝4、鹿戸)も一発十分。昨年の秋華賞で4着に好走し、今年の小倉牝馬Sで重賞初制覇を飾った。休み明けのアイルランドTは直線半ばで先頭に立ったものの、カムニャックに差されて悔しい2着。たたき2戦目、折り合って運べるようなら上位争い可能だろう。
ラヴァンダ(牝5、中村)は昨年のアイルランドTで重賞初Vを飾り、今年の中京記念ではレコードVを決めた。展開と立ち回り次第ではG1でも楽しみはある。その他、24年の桜花賞馬ステレンボッシュ(牝5、宮田)、同世代で牝馬2冠のチェルヴィニア(木村)、重賞2勝のコガネノソラ(菊沢)など、実績馬がそろう。



