日刊スポーツの公式キャラクター「ブル男」が、「全日本模型ホビーショー」で、お客さまの前に立ちました。さあ、いよいよドローンを飛ばします。緊張の一瞬です。コントローラーの右スティックをゆっくり上げると、機体はすっと上昇しました。


コントローラーを片手にドローン「ファントム4」を上昇させるブル男
コントローラーを片手にドローン「ファントム4」を上昇させるブル男

 成功です。お客さまの歓声が聞こえます。昨夜、上手くいくか心配で、なかなか寝付けませんでしたが、まずは第1段階クリアです。機体を頭上にホバリングさせ、スタッフにコントローラーを渡しました。


「アクティブトラック」機能で機体はブル男を自動追尾します
「アクティブトラック」機能で機体はブル男を自動追尾します

 次は本日のメインイベント、「被写体追尾機能」です。モニターに映ったブル男をドラッグして選択すると、機体が自動認識して追い掛けます。ブル男が走ると、後ろから機体が付いてきます。我々も初めて見る機能で、とても驚きました。


ブル男が走ってもカメラの中心でとらえます
ブル男が走ってもカメラの中心でとらえます

 さあ、いよいよ最後です。コントローラーを渡され、ホバリングしている機体を着陸させました。右スティックを真下に下げたつもりでしたが、若干左に入り、目標から外れてしまいました。それでも、ご愛嬌(あいきょう)で、お客さまから温かい拍手を頂きました。


走るのをやめカメラを見つめるブル男。機体はどこまででも追い続けます
走るのをやめカメラを見つめるブル男。機体はどこまででも追い続けます

 安全のため、機体にはワイヤロープを付け、お客さまは網の外での観戦となったのですが、それでも緊張の連続でした。今回はドローンの販売を手掛ける「セキド」から招待を受け、このようなイベントが実現しました。これからもお互い協力して、ドローンの普及に貢献して行ければと思います。【写真部・鹿野芳博】


◆株式会社セキド http://sekidocorp.com/

◆SEKIDO|DJI ドローンフィールド http://sekidocorp.com/drone_field/