絵に描かれた青空に青い海。そこに向かってドローンを低空飛行させると、まるでタヒチのビーチを飛んでいるように見えませんか? でも、ここはタヒチでなく、立飛(たちひ)という場所なんです。
- 看板に描かれた青空に青い海。そこに向かってドローンを低空飛行させます
今回は東京・立川市の2020年東京五輪の事前トレーニングキャンプ地を、許可を得てタチヒビーチ上空から撮影しました。(ファントム4使用=3月1日撮影)。ここは多摩モノレール立飛駅周辺の広大な土地で、アリーナ立川立飛、ドーム立川立飛などがあり、北中南米の選手が使用することになったのです。
- 東京・立川のタチヒビーチを上昇するファントム4
アリーナ立川立飛は17年10月に開場し、収容人数約3000人。Bリーグのアルバルク東京のホームゲームも開催しています。
- 左後方からアリーナ立川立飛、ドーム立川立飛、立飛駅をドローンで撮影
ドーム立川立飛はアリーナの隣に併設された体育館で、来年度から地元の子供たちを対象にフェンシング教室も予定されているそうです。
- ドーム立川立飛内を飛行するファントム4
タチヒビーチは人工の砂浜で1200トンもの砂を入れています。ビーチサッカーは1面、ビーチバレーなら2面のコートが確保でき、年間を通じてバーベキューなどレジャーでも利用されています。
- 立飛ホールディングスが昔、製造した飛行機に乗せてもらいました
ららぽーと立川立飛は15年に開業したショッピングセンターで、その他にも来年4月にオープン予定のホテル、ホール、オフィスビル、商業施設など9棟のビルが建設中です。ホテルには天然温泉と温泉プールも完備されるそうです。
- 立川駅に向かう多摩モノレールをドローンで撮影。手前はBBQができるタチヒビーチ
最後に、上空で機体をホバリングさせながら、立川駅に向かっていく多摩モノレールを撮影していると、立川は本当に変わったなあと感じました。高尾山や武蔵野と都心をつなぐ東京の中心地として、まだまだ進化を遂げそうです。【写真部・鹿野芳博】
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