どーもです。釣り人のみなさん、船酔いは大丈夫ですか? 実はボク、釣り記者になる前は乗り物酔いをしたことがなく、初めて釣り船に乗ったときも全く船酔いをしませんでした。


しかし、プライベートで乗船した富浦「共栄丸」さんで、初めてコマセマダイ釣りに挑んだ際、長い仕掛けの扱いに手まどい、絡ませてしまいました。なんとかほどこうと手元を見つめ続け顔を上げると、クラッときました。そして同伴者から「大丈夫ですか? 顔が真っ青ですよ ! 」と突っ込まれたのでした。これがボクの初船酔いです。結局この日、根性で3投しましたが、乗船の9割ダウンで、結局コマセ係となったのでした。


その後、大原「力漁丸」さんでヒラメ釣りに挑戦した際も船酔いにやられ、コマセを巻きながらも2キロほどのヒラメを釣り上げると「さすが記者さんですね!」と複雑な言葉をかけていただきました(笑い)


前任のタコボウズ先輩に聞くと、「慣れるから大丈夫! 俺も最初は船酔いしたけど、今じゃキャビンで原稿を打てるから」とボクにはマネできないアドバイス。そういえば、大魔神こと佐々木主浩氏は「1度も船酔いをしたことがない」という鋼鉄の三半規管の持ち主です。


弊社釣り班スタッフからすすめられたのが「アネロン」。

乗船1~2時間前ほどに服用すると、今のところボクには効果バツグン! 「アネロンは即効性もあるので、服用して乗船後に船酔いするようなら、追いアネロンも効果ありですよ」とは複数からの証言ですが、幸い今とのところそこまでの船酔いにはなっていません。


そういえば、金谷「光進丸」さんでカワハギ釣りに挑戦した際、93年バイクレースWGPのGP250で世界チャンピオンとなった原田哲也氏と一緒になりました。

実はボク、原田氏が王者獲得の際に、インタビューさせていただきました。もちろん、原田氏は覚えていませんでしたけど(笑い)。そんな原田氏は「バイクレーサーだったからか三半規管が敏感すぎて、船酔いしてしまうので、ずっと釣りには興味があったけどできなかったんです」と笑い、「でも最近になっていい薬に出会って、そのおかげで釣りもできるようになりました」と話していました。その薬が何かは教えてもらえませんでしたが、アネロンではなさそうです。


関東では「東京湾内で大丈夫でも、外房は船酔いしやすい」なんてことも聞きます。また、「睡眠不足はNG」「空腹よりはある程度おなかにはいれたほうが良い」など民間療法的な予防法も耳にしますが、ボクの場合、今のところ“アネロン最強”です。