18日付本紙釣り特集面(関東版)は、シンガー・ソングライター紘毅さん(38)のアマダイ釣りになります。紘毅さんは演歌歌手前川清さんの長男ですが、釣りはフィールドを問わないマルチアングラーです。


今回、ちょうど掲載日の18日からスタートする神奈川・野島「村本海事」さんのBakuBaku「はなれ」号が狙うアマダイのポイント確認も兼ねての挑戦でした。結果は速報でもアップした通りですが、もちろん本紙のみ掲載の情報もあるので、ぜひ手に取ってご一読ください。


さて、本題です。釣り担当拝命から昨年11月で丸3年が経過しました。その間多くの人と出会いました。日刊スポーツ共栄会の船長さんたちは、もれなくおとこ気と義理堅さにあふれています。また、知り合った釣り人も皆温かい人ばかりです。皆さんもご存じの通り、23年12月末をもって、本紙の釣果表の掲載がなくなりました。社内的な話ですが、これに伴い釣り班も解体し、現状本紙釣り担当は記者1人です。


会社の決定は「釣果表は辞める。釣り特集面は残す」でした。記者としては「釣り特集面が残るのであれば、各船宿に取材でお世話になる対価として、最低限必要なのは釣果情報の掲出」と考え、24年1月からニッカンスポーツコムへの掲載を開始しました。そして、「釣り面は残す」の頻度が決定しました。24年3月から第2&4日曜日掲載となります。これまでの毎週掲載でしたが、月2回の掲載です。


言いたいことは山ほどありますが、全て飲み込みます。3年前の釣り担当拝命時、入社して初めて、本気で会社を辞めようと思ったことを以前書きました。そしてその3年後、今度はある意味その逆で再びそんな思いがよぎりました。しかし、記者の後ろにはこれまで日刊スポーツと50年以上ともに歩んできた船宿さんたちがいます。これを記者1人で背負い切れるかは分かりませんが、できる限りやっていこうと思っています。


「ニッカン釣りちゃん」とともに、今後とも本紙釣り特集面をよろしくお願いいたします。全然ENJOYじゃない内容で、申し訳ありません。