まず前回のコラムでとんでもない勘違いをそのままアップしてしまいましたので、改めて訂正させていただきます。3月からの本紙釣り特集面(関東版)ですが、第2&4土曜日の月2回掲載となります。


そして、25日付本紙釣り特集面(関東版)ですが、“大魔神”こと本紙野球評論家の佐々木主浩氏と元ニッポン放送松本秀夫アナウンサーの釣り対決シーズン2第8戦ヒラメ対決になります。

結果は速報でもお伝えした通りですが、本紙では大魔神の釣り方や船長の マル秘 テクニックなど、本紙のみの情報も掲載していますので、ぜひ手に取ってご一読ください。


先週の本紙釣り特集面で掲載した神奈川・野島「村本海事」さんのアマダイ釣りですが、掲載当日18日の初日は好スタートでした。その様子はこんな感じでした。

最大52センチ&50センチのデカアマダイ含め船中10匹だったようです。残念なのはその後、シケで出船できてません。まあ、こればかりは仕方がないです。


あの取材当日、記者もサオを出しました。アマダイは一昨年前の冬だったと思いますが“リーダー”こと太田唯さんと静岡・田子の浦「海渡」さんでやって以来でした。あの時はみぞれで、リーダーの唇が真っ青になり、市川船長から「大丈夫? もう上がった方が良くない?」で終了。そんな中、リーダーもしっかり結果は出してくれました。

日刊スポーツ共栄会でアマダイ釣りを楽しめる船宿は少ないのが現状ですが、記者はアマダイ釣りが好きです。その理由は「アマダイがうまいから」ですけど(笑)。


今回記者もサオを出し、またもや空気を読まず、47センチのデカアマをゲットしてしまいました。

アマダイ釣りは「着底したらオモリで底を4~5回たたき、1メートルくらい上げて待つ」が基本です。アマダイは、主に砂地の海底に潜んでいるといわれています。オモリで底をたたいて砂煙を上げたら、アマダイが逃げてしまうのではとも思いますが、アマダイは好奇心旺盛とのことでした。砂煙を上げることで、餌となるエビなどが逃げる様を演出しているという説もあります。


今回の取材で、紘毅さんが短ハリスを試していました。プロ釣り師村本正海氏の技とのことでした。しかし、これはあくまでも私見ですが、潮の流れが速いときは有効な気もしますが、ゆっくりだったり、流れていないときは、長ハリスで餌をふわふわと漂わせるほうが有効かもしれないと思いました。記者は一般的な2メートルの2本針使用で、釣れたのは潮止まりから流れ始めるころでした。


もちろん、たまたまかもしれません。しかし、釣れた経験を成功体験として積み重ね、自分流のノウハウとしていくのも“釣りの魅力”だと思います。その意味では、釣れない経験もノウハウとなります。記者が「釣れても、釣れなくても釣り」と考えるのはそんな思いからです。


「釣った魚を食べるまでは釣り」がモットーの記者ですが、このデカアマは松かさ揚げ

昆布締め

で、いただきました。松かさ揚げはお店で食べたことがないので正解を知りませんが、ウロコのパリパリ感と身のふわふわ感のコントラストが秀一。記者はウロコに掛ける油の温度が低く、最初はウロコ感が多少残ってしまいました。2度目はしっかり油の温度を上げ、ウロコパリパリに仕上げられました。