3月から釣り特集面(関東版)の掲載は第2&4土曜日付となります。よって、次回掲載は3月9日掲載ですので、よろしくお願いいたします。


またこれは私事ですが、3月31日をもって釣り担当から外れることになりました。思うこと、言いたいことは山ほどありますが、全て飲み込みます。人事が嫌なら辞めるのがサラリーマンだと思っていますから。このコラム自体の継続可否も未定ですが、いずれにせよ、記者がこのコラムを書くのは、あと5回の予定です。


今回は本題に入る前に、まずは告知から。

■富浦「共栄丸」で3月1日からAhsuras「マダイダービー」開始

【開催期間】3月1日~6月16日

【参加費】1000円 ※500円は富浦漁港組合真鯛稚魚放流に寄付

【対象魚】コマセマダイ

【ルール】マダイ3匹の総重量

<1>エントリーは1匹500グラムから

<2>1日1回3匹までエントリー可

<3>開催期間中の入れ替えは何度でも可

<4>同重量の場合は乗船回数の多い方優先

【優勝賞品】AhsurasムーチングウィザードM247 ※2位以下も豪華賞品あり

【問い合わせ】富浦「共栄丸」 電話 090・7244・0460


さて、本題です。釣り担当になってハマった釣りが2つあります。1つはカワハギで、もう1つはシマアジです。日刊スポーツ共栄会では千葉・相浜「松丸」さんが専門に狙っています。

先週からずっとシケ予報で、各地出船がほぼできていません。2月19日だったと思いますが、ギリギリ出船できるとのことでシマアジにチャレンジしてきました。この日はなんと、ほぼ満席という人気ぶり。


出港すると海はかなり悪く、バシャンバシャン状態。「船酔いしないかな?」と不安になるほど。この3年で手に入れたのは、アネロンなしでも船酔いしない三半規管だと思っていますが、万が一に備え、財布に1錠ストックしています。念のため確認すると…


ナッシング!!


大原「力漁丸」さんで大魔神対松本アナのヒラメ対決取材の際、財布から出して携帯していたことを思い出しましたが後の祭り。“気合”で乗り切るしかありませんでした。


隣は常連さんで、2年前の年間チャンピオン。年間チャンプの釣り方をまねしたけど、この日は船全体で1キロ1匹。年間チャンプはシマアジらしきアタリも何度がありましたが、記者はそれもなし。釣れたのは2キロのイシダイ

とウマヅラ。それとハコフグ

など。推定2キロのマダイも掛けたけど、痛恨の海面バラシ。悔しがる記者に「マダイでしょう?」って。実は松丸さん、例え7キロのマダイが上がっても「な~んだマダイか」なんです(笑)


これまで何度挑戦したのかはもはや覚えていませんが、少なくとも昨年1年間は本命らしきアタリこそあれ、全てバラしています。前回は持っていったサオが硬過ぎてバラしました。なぜ、これほどまでにシマアジにハマったのか? それは、簡単に釣れないからです。「掛けても上がられる可能性は3割」なんて言葉も聞いたことがあります。常連さんも「掛けても上げるのが難しい。だから“次こそは”となってしまう。ボクは家が茨城なんだけど、通っていますから」と笑っていました。


昨年、哀川翔さんのシマアジチャレンジの際、実は「これは!?」というアタリがあって、サオがウソみたいにしなり、海面近くに銀色の魚体がうっすら見えたと思ったその瞬間、痛恨のバレ。思い返せば、あれが「次こそは!」のきっかけとなったのかもしれません。


オオカミとはいいません。まずは1キロからでいいので…(笑)


なお、西藤船長の「次の一投で終わりましょう」のアナウンスでもアタリなし。仕掛けを回収すると同時に気持ちが悪くなり、二口ほどコマセを撒いてしまったのでした。