結婚してニューヨークに移住した小室眞子さんが、初めて1人で外出する姿がパパラッチされて話題になっていますが、写真に撮られた時に訪れていたのは全米チェーンの日用品や生活雑貨を扱う「ベッド・バス&ビヨンド」という雑貨小売店です。眞子さんは単身で訪れたマンハッタンの店舗でタオルやハンガー、収納ボックスなど新生活に必要な品を購入する様子が英タブロイド紙デイリー・メールで報じられました。1971年創業のベッド・バス&ビヨンドは、ここロサンゼルス(LA)にも複数店舗があり、比較的お手頃な価格で日用雑貨が買える店として人気です。コロナ禍で売り上げが減少し、昨夏には今後2年で全体の20%に相当する200店舗を閉鎖することが発表されていますが、アメリカに住む日本人なら1度は目にしたことがあるほど現地在住者もよく利用している店として知られています。

ベッド・バス&ビヨンドは全米展開するチェーン店
ベッド・バス&ビヨンドは全米展開するチェーン店

眞子さんも買い物に出かけたベッド・バス&ビヨンドとは、どのような店なのかLAからリポートします。店名からも分かる通り、ベッドルームやバスルームを中心にビヨンド(それ以上、範囲を超えてさらにという意味)の商品、つまりキッチン関係やクリーニング用品、収納、装飾品、日用品など生活全般に関わる商品を扱っています。LAでは多くの店舗が2階建てになっており、1階がキッチン用品や雑貨、掃除・洗濯用品、収納グッズや棚などが中心で、地下に寝具などベッド関連の商品とタオルやマット、シャワーカーテンなどバスルーム関連のものが置いてあります。他にもベビー用品やペット関連、結婚や出産のお祝いギフトコーナーなどもあります。掃除機やヘアドライヤーなど家電から薬やお菓子、スキンケア・ビューティーグッズなどあらゆる商品があるので、1カ所で必要な物が全てそろうのも人気の秘訣(ひけつ)です。今の季節はクリスマス関連の商品も多く並んでおり、デコレーションからお菓子、クリスマスをモチーフにした柄が描かれた皿やトレー、雑貨など見ているだけでワクワクするものばかりなので、買い物好きなら半日いても飽きないと思います。眞子さんは1時間半ほど店内に滞在していたと伝えられていますが、見て回るだけでも楽しい店なので、きっとニューヨークでの初買い物を満喫されたことでしょう。

眞子さんが購入したものとはブランドが違いますが、ハンガー50本セットで30ドル
眞子さんが購入したものとはブランドが違いますが、ハンガー50本セットで30ドル
眞子さんは白地のタオルを購入されていたようですが、色とりどりのタオルが並んでいます
眞子さんは白地のタオルを購入されていたようですが、色とりどりのタオルが並んでいます
シーツやベッドカバー、枕など寝具コーナー
シーツやベッドカバー、枕など寝具コーナー

店名にキッチンは入っていませんが、キッチン用品もかなり充実しており、鍋やフライパンなど調理器具からオーブンやトースター、ブレンダーなどの調理家電、テーブルウエアや包丁、まな板など台所用品も所狭しと並んでいます。どちらかと言うとウィリアムズ・ソノマのような高級感あふれる商品やセンスの良い品ではなく、実用的でシンプルなお手頃価格の品が中心の庶民的な店構えです。眞子さんも、カッティングボード(まな板)のコーナーを熱心に見ている様子が写っていましたが、引っ越し後に台所用品をここでそろえる人は結構多いです。

眞子さんも熱心に見ていたカッティングボードの売り場はこんな感じ
眞子さんも熱心に見ていたカッティングボードの売り場はこんな感じ
キッチン用品も充実
キッチン用品も充実
DMのクーポンを使えばお得に買い物できるのも人気の秘訣(ひけつ)
DMのクーポンを使えばお得に買い物できるのも人気の秘訣(ひけつ)

そんなベッド・バス&ビヨンドですが、実は現地の人の間では「クーポンの店」として有名です。自宅に定期的に届くダイレクトメールに「20%オフ」「$5オフ」などのクーポンが必ずついているからです。20%オフのクーポンは購入金額に関わらず、1品どれでも20%オフ(ダイソンなど一部対象外の商品あり)になってとてもお得で、2品買う時に2枚利用も可能です。また、15ドル以上購入で5ドルオフになるクーポンもあります。ローカルの人たちは、みんなこのクーポンを上手に利用して買い物しています。そして今はちょうど、ブラックフライデーでセールになっている商品も多いですが、セール品にもクーポンが使えるのでダブルでお得になります。倹約家と伝えられる圭さんを見習って眞子さんもクーポン持参で買い物をされていたでしょうか・・・。気になるところです。

(ロサンゼルスから千歳香奈子。ニッカンスポーツ・コム「ラララ西海岸」、写真も)