大谷翔平投手と山本由伸投手が加入したロサンゼルス・ドジャース戦を本拠地ドジャースタジアムで観戦する計画を立てている方も多いことでしょう。日本からの観戦は、旅行会社のツアーに参加するか、個人でチケットを購入・手配するかのいずれかになると思いますが、現地でのチケット購入方法を紹介します。
いくつか購入方法はありますが、正規ルートや安全な購入方法を中心にまとめています。内容は1月15日時点のもので、変更になることもあります。
■ドジャースの公式サイトで購入
ドジャースの公式サイトを利用するのが、もっとも安全で確実な正規の購入ルートです。ただ、大谷人気もあってか、現時点でレギュラーシーズンの一般チケットの売り出しはしていません。
現時点で公式サイトから購入ができるのは、2月23日から3月13日のアリゾナで行われるオープン戦のチケットのみ。今後、追加販売される可能性もありますが、上記以外の試合のチケットを希望される方は、別の方法で購入する必要があります。
公式サイトは英語のみで、チケット代金に加えて1枚につき十数ドルの購入手数料が発生するので注意が必要です。
■チケット販売会社「チケットマスター」を利用する
アメリカでコンサートや舞台、スポーツ観戦チケットを購入する際にもっとも多く利用されるチケット販売会社が、Ticketmaster(チケットマスター)です。
サイトは英語のみですが、日本からも購入が可能です。名前やメールアドレスなどを登録してアカウントを作成し、クレジットカードで購入することができます。現在、3月28日のホーム開幕戦を含めてシーズンチケットを販売していますが、販売価格が高めなのとチケット価格の10%前後の手数料(2種類の手数料)が加算されるのがデメリットです。
■転売サイトからの購入
日本と異なり、アメリカではチケットの転売は合法のため、人気の高いスポーツイベントや入手困難なコンサートのチケットは転売サイトを利用するのが一般的。さまざまな転売サイトがありますが、名の知れた大手サイトが安全です。
有名どころでは、「StubHub(スタブハブ)」や「SeatGeek(シートギーク)」などがありますが、「viagogo」は日本語サイトがあるので言葉に不安がある人は安心です。
入手困難なチケットや公式サイトには出回らないプレミアムな座席もあるので、最前列など良い席で見たい人にもお勧めです。ただ、あくまで転売サイトなので通常チケット価格より高額だったり、値段も頻繁に変動するのを理解した上での利用となります。また、チケット代金とは別に30~40%くらいの手数料もチャージされ、購入後にキャンセルや変更ができなかったり、購入タイミングによってはチケットが直前まで届かない場合などもあります。
■現地の日系旅行会社の日帰りツアーを利用
日本語でやり取りができ、ホテルからの送迎もお願いできる現地の日系旅行会社なら言葉の不安や手配のわずらわしさ、移動手段などを心配せず観戦が楽しめます。チケットの代行手配も行っているLAダウンタウンにある「エレファントツアー」なら、出発前に日本からチケットの申し込みができるので安心です。
■球場で当日券を購入
空席がある場合は、当日に球場のバックネット側にあるチケット販売窓口にて直接チケットが購入できます。ただし、必ず買える保証はなく、人気試合は完売になることも多いので注意が必要です。ただ、購入手数料がない分オンラインより安く購入できるメリットもあります。
※現在、ドジャースは紙のチケットは廃止しており、電子チケットのみの取り扱いとなっているため、入場にはスマホとアプリのダウンロードが必要です。
(米ロサンゼルスから千歳香奈子。ニッカンスポーツ・コム「ラララ西海岸」、写真も)