日刊スポーツ指定釣り宿「共栄会」では、今年も各宿の年間チャンピオンを選びました。選ばれた皆様、おめでとうございます。コロナ禍にもかかわらず、釣りを楽しんでいただいた皆様、ありがとうございます。前半の今週は、茨城県、千葉県の各宿と、東京湾内の船宿を紹介します。25日の後半は、神奈川・相模湾と静岡地区の船宿ほかを紹介します。

 

<磯ブロック>

◆太海「新海荘」平松三男(木更津市)

イシダイ50センチ超級4匹。「50年くらい通っているが、太海はドン深や浅場など魚のいる根が多く、魚影が濃いのが魅力です」

◆館山「マリンスポット釣吉」鈴木和美(63=南房総市)

5月28日、イシダイ70センチ=5・4キロ。「念願の70センチ台は自己ベスト。アドレナリン全開でした。24時間営業で頼りになります」

 

<船ブロック>

◆飯岡「梅花丸」佐藤穣(50=市川市)

8月26日、マダイ6・51キロ。「自己記録。ヒラメも大判が釣れました。来年は記録更新も含め、思い出に残る釣りをしたいです」

◆太東「重宝丸」島田良一(55=茂原市)

1メートルのシイラ、ヒラメ4・5キロなど。「近場でいろいろ釣れる。渡辺正克船長がいつもニコニコして、気さくなのも魅力」

◆大洗「きよ丸」小橋三男(66=石岡市)

20年は通う上手な常連。「飛田和弘船長夫妻の家庭的な雰囲気が親しみやすいので、何度も通うおなじみさんが多いのでは」

◆鹿島「第三幸栄丸」茅根悟史(43=東海村)

マダイ、ヤリイカなど年間通して好釣果。「ほかの人よりたくさん釣れてうれしい。今年以上に釣りたいですね」

◆大原「力漁丸」武藤正美(61=横浜市)

ヒラメ5・9キロなど年間通して。「週1回ペースで行く。アットホーム的な船宿の雰囲気がいいので、来年も足しげく通いたい」

◆小湊「鯛丸」中島隆(64=市原市)

ヒラマサ15・2キロ、マダイ7キロ、シマアジ3・3キロなど大物多数。「全然ダメか、一発ドカンという感じだったが、楽しめた」

◆吉浦「八平丸」鵜澤政則(69=白子町)

マダイ9キロ2匹など。「大ダイを含め、何が食うのか分からないのが八平丸の魅力。海の豊かさを感じられますよ」

◆相浜「松丸」白鳥慎吾(69=袖ケ浦市)

5月18日、マダイ9・5、7・7、5・5、1・2キロ。「釣りすぎると帰りが大変。運を使わないよう、1時間早く終わらせた」

◆金谷「光進丸」坂口泰彦(55=川崎市)、川村祐一郎(35=墨田区)

「10時ごろから上げ潮に変わり、昼ごろまでで40匹。バリバリ食った」(坂口さん)「愛用のサオ、ステファーノ攻S180で宙層からゼロテンまで幅広く探れて、数が伸びた」(川村さん)

◆保田「村井丸」飯田定夫(73=木更津市)

四季を通じてやってくる常連さん。「短いサオと細いハリスで釣るのが好き。船宿のスタッフが親切で、丁寧に応対してくれる」

◆勝山「宝生丸」内山ちえ(43=千葉市)

アオリイカ、ヤリイカなどで乗船時は常に好釣果。「アオリのティップランはとても楽しい。来年は2キロを釣りたい」

◆富浦「共栄丸」富永起好(48=狛江市)

マダイダービー1位も最終日に逆転負け。敢闘賞として。「悔しかったが、闘志もわいてきた。来年は自己記録を更新するタイを」

◆富津「みや川丸」東徳雄(67=市川市)

フグ、マダコなど年間通して好実績。「投入後、すぐに根掛かりと思ったら、大ダコだった。フグもアカメが9割でうれしかった」

◆千葉寒川「小峯丸」福井隆(50=千葉市)

10月16日、サワラ7匹。「ルアー釣りは素人の私にこれだけ楽しく釣らせてくれたし、食べてうまかった。ハマりました」

◆川崎「つり幸」土屋拓海(26=熱海市)

「東京湾のアジは本当においしいので通っています。1束(100匹)を目標にして、137匹も釣れた。達成感がありました」

◆鶴見「新明丸」菅原祥太(40=横浜市)

11月8日、ジグヘッド&ワームなどでマゴチ10匹。「2ケタは初めて。今年の最高が59・5センチなので、来年は60センチを釣りたい」

◆久里浜「大正丸」三枝達矢(横須賀市)

走水周辺のタチウオ狙いで40匹以上が6回など数、型ともに年間通しての好成績に対して。鈴木喜忠船長推薦。

◆新安浦「長谷川丸」金子博(81=横須賀市)

マナーのいいアジ釣りの常連。「夜景を見ながらの夜メバル釣りは印象に残っている。コロナが終息して楽しく釣りがしたい」

◆金沢八景「太田屋」鷲足尚美(53=横浜市)

9月30日、マダイ5・2&4・5キロ。「姿が見えてデカッ。2匹目は大きくてビックリ。楽しかった」

◆根岸「つり孝」篭崎規幸(71=横浜市)

11月15日、LTアジ102匹。「終日楽しめました。90歳のお客さまが釣っているのを見て、私も頑張りたいと思いました」

◆山下橋「広島屋」岩田真美(茅ケ崎市)

「週2回、手返しよく釣ってほぼ毎回100匹以上、最高291匹。料理屋を営む私は、仕入れ担当。アジフライ、おいしいです」

 

<湖川ブロック>

◆新利根川「松屋」生井道明(50=八千代町)

9月13日、ブラックバス51センチ=2・3キロ。「お店の大会で大きめのスピナーベイトで優勝。松屋は、ごはんがおいしいのがいい」

◆亀山湖「ボートハウス松下」福山健二(44=新座市)

ルアー歴20年。9、10、11月と立て続けに60センチ超のブラックバスをヒット。「ほかの人たちから情報をきいて攻めたのがよかった」

◆三島湖「ともゑ」山崎剛一(49=市原市)

ヘラブナで年間通して好成績。「家から近く、一昨年9月から通い始め、今では週2回。最高88匹。来年はこの倍くらい釣りたい」