春になり、日本海がにぎわいを見せてきた。24日、神恵内村の窓岩~珊内沖にソイ狙いで出かけた。マゾイを中心に50センチのシマゾイが釣れたほか、ホッケやアブラコなど満足のいく釣行となった。

午前5時半、川白漁港から高栄丸(高田船長、【電話】0135・77・6200)に4人乗船で出港。1時間半ほどの珊内沖で、まずサクラマスをバケ仕掛けやシャクリで狙った。シャクリで数回のアタリはあったがヒットはせず。その後、同沖の根でソイに切り替えた。ソイ用仕掛けにエサはオオナゴを使用。ソイ釣りはなんといっても強い引きが特徴で、竿(さお)が大きく曲がり、竿先を何度もたたきつけられるような巻き上げの醍醐味を味わえた。

ホッケも大型から中型まで回遊次第で数が釣れ、底から中層付近では根ボッケも数匹交じった。釣果は1人当たり35~40センチのマゾイ5~10匹、35~40センチのホッケ15~30匹、35~45センチのクロソイ5~8匹、シマゾイは45~50センチ0~2匹で、50センチサイズは重さも2キロとずっしり。ほかアブラコとミズクサカレイ船中数匹。強風には悩まされたが十分楽しめた。高田船長によると「ソイ狙いは今後も続き、これからヤナギノマイやヒラメも狙える」とのことで、ますます楽しみな時期になる。【リポーター・竹鼻雅己=67】