道南日高は五目釣りが旬! 6月26日午前5時30分、第5へいせい丸(吉田大治船長、【電話】090・2056・3131)に8人乗船で太平洋側、浦河町荻伏漁港から五目狙いで出掛けた。出発から40分、水深70~110メートルの荻伏沖でスタート。この海域ならではの40センチを超す大型ヤナギノマイにマダラ、丸々と太ったホッケ、ソウハチ、サバなど数釣りが楽しめた。

早朝から晴天無風のベタ凪で潮が動かず苦戦するかと思われたが、入れ食いとはいかないまでも25~40センチのヤナギノマイを中心に、ホッケ、マダラなどが釣れた。数カ所ポイントを回ったが魚探に反応があっても食いが渋い場所も。ベタ底狙いでは根掛かりを避け、底から多少浮かせて1人25~40匹ヤナギノマイを釣っていた。根から外れた所ではソウハチも釣れていた。

仕掛け(銅突仕掛けオモリ250号)を下ろしているとき、何人かにサバが釣れたが、イルカの大群が見られるようになり、サバの群れもすぐにいなくなった。時間とともに潮の流れも速くなり、竿先を大きく曲げ強い引きとともに80センチクラスの大型マダラも5~10匹ほど釣れていた。

釣果は1人当たりヤナギノマイ25~40センチ25~40匹、ホッケ35~40センチ5~15匹、マダラ60~80センチ5~10匹、ソウハチ27~33センチ8~10匹、船中サバ、マゾイ、ガヤが数匹。吉田船長によると「ヤナギノマイ、マダラは今後も好調が続くでしょう」とのことで、7月も楽しめそうだ。【リポーター・竹鼻雅己=67】