BS釣りビジョン「今日も大漁!関東沖釣り爆釣会」の6代目リーダーを務める女優・太田唯(27)が、神奈川・久里浜「大正丸」(鈴木喜忠船長=50)でタチウオ釣りに挑戦した。目指すは、現在開催中の「東京湾大タチウオダービー」の優勝。だが、この時季は数釣りこそ期待できるが、ドラゴン(120センチ以上)クラスを上げるのは難しいとされる。リーダーの釣果はいかに?
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「本気で1位になりたいんです!」と訴えるリーダー。「優勝して履歴書の資格欄に『タチウオダービー優勝』と書きたい」。言うまでもなく、何の効果もないのだが…。「見た人が興味をもってもらえれば、あとはたっぷり説明しますので」と笑った。
だが、実はもう1つの理由がある。「去年の優勝賞品が豪華だったので、今年は私が優勝してもらいます!」と宣言。“物欲”が原動力だった。
ここ最近は型狙いでテンヤ釣りに傾倒していたリーダー。鈴木船長の「この時季は7~9月に比べると、ドラゴン級の数が減ります。食いは活発になっても型がやや落ち、テンヤでは掛けるのが難しくなるので、テンビン(餌釣り)がオススメです」で約1年ぶりの餌釣りとなった。
リーダーは「じゃ~ん! 忍姉さんからもらったアミノリキッド」と、ドラえもん風にグッズを披露。女性アングラー第一人者の三石忍氏から託された、餌に張りを持たせる液体をサバの切り身にかけ、「これで釣れる気がする!」とほほ笑んだ。
舞台は東京湾タチウオの聖地「走水沖」。この日も、タチウオを求める船団が形成されていた。久しぶりの餌釣りということもあって、「最初は、常連さんから『当たっているよ!』と言われても、正直言うと分からなかった」。だが、徐々に勘を取り戻し、開始約2時間後のアタリにキッチリ合わせた。「あと10メートル」。
だがここで、無情に道糸から切れた。道糸には10メートルごとにカラーマーカーがあるが、この部分にタチウオが食いつくこともあるのだ。「いきなり高切れ(道糸が切られること)だけど、タチウオがいるということですよね」と、あくまでもポジティブに捉えた。
仕かけを替える際、「大きいのもいるはず」と針を1号から2号へと変更。その1投目。指示ダナ最下層の63メートルからしゃくると、コツンとしたアタリ。徐々に誘いのスピードを上げ、小刻みに誘うと、サオが大きくしなった。「来た!」。慎重なやりとりで、やや小ぶりながらも獲物をゲット。その5分後にも立て続けに2匹目を上げると、順調に数を伸ばし、リリース含め計13匹を上げた。
港に戻って計測すると、最大は111・2センチとまずまずの長さだったが、620グラムと細身。リーダーの記録は現在2・1キロを筆頭に、1・22キロと0・6キロの計3・92キロ。今回、0・62キロを上げたことで、3匹目の入れ替えは成功したが、わずか20グラムにとどまった。「1キロはいっていると思ったのに…」と悔しさをにじませた。
この時点でトップとの差は1・76キロ。「チャンスはあるのかな?」と不安を口にした。だが、鈴木船長は「11月15日ころまではそれほど大きくないけど、数を期待できる状況が続き、その後少しの間、群れが移動してしまいます。でも、12月中旬あたりから年末ころまでは、またサイズアップが期待できます」と告げた。これで一気に表情が生き返ると、「そのころにまた来て、1位を狙います!」と高らかに宣言した。
リーダーの優勝を阻止し、豪華優勝賞品を手にしたい方はぜひ、挑戦してください!【川田和博】
▼久里浜「大正丸」【電話】046・835・0076。集合午前6時、出船同7時15分で納竿午後1時。餌釣りの餌(サバ切り身)&氷付き8000円。テンヤも可だが、餌のイワシは別売りで10匹600円。ルアーは予約制で1日2人までの先着順。※詳細は電話でご確認ください。

