■質のいい睡眠をとるためにどうすればいいか

一番大切なのは、朝の作法です。

■朝の眠活

体内時計は25時間で回っています。地球は24時間。この1時間の時差を埋めるために大切なことは2つ。朝ごはんを食べることと、朝太陽に当たること。これで体の中に生じる時差をなくすことができるのです。

お子さんが学校で嫌なことがあって学校を1週間休んだとします。そんなとき注意しなければならないのは、夜更かしして朝起きられないこと。これが不登校に陥る大きな原因となります。とにかく朝はたたき起こしてでも太陽に当て、朝ごはんを食べさせましょう。1週間続けば7時間もの時差が生じてしまうことになり、なかなか学校へ行けない体になってしまうのです。

■朝9時までに太陽に当たる

朝太陽に当たることで、幸せホルモン「セロトニン」が分泌され、同時に、夜中出ていた睡眠誘導ホルモン「メラトニン」が分泌を止めます。これではっきりと覚醒することができるのです。セロトニンが分泌された十数時間後にメラトニンが出始めるので、睡眠のリズムも整い、コロナストレスによる不眠も予防することができます。

■朝タンパク

寝ている間に筋肉のグリコーゲンが使われて、生命の維持をしてくれています。朝体重が減っているのは、筋肉の減少が起きているためです。朝はバランスよく、卵、ヨーグルト、チーズなどタンパク質をしっかりとりましょう。朝は、太陽とタンパク質が大事です。