東海大相模(神奈川)の大木翔太郎(3年)が、人生初マウンドで7回無失点の好投を見せた。
5歳で野球を始めてから投手経験はなかったが、この日の朝に先発を告げられた。「ビックリした。投手以外は全部やったけど、打撃投手しかやったことがなかった。何も考えずに投げた」と直球とスライダーだけで勝負。初回に先頭から連打を浴びたが、テンポの良い投球で後続を断った。
5回まで毎回走者を背負い、7安打を浴びながら2三振1四球で無失点に抑えた。優勝した今夏の甲子園はベンチ外だった165センチ右腕は「1イニング持てば…と言われていたし、自分でも信じられない。素直にうれしい」と喜んだ。
先発に抜てきした門馬敬治監督(45)は「大木は一番頑張ってくれた選手。今日は大きいな」とダジャレが飛び出すほど上機嫌だった。


