<見どころ>

【第2試合(10:30)中京学院大中京(岐阜)-作新学院(栃木)】

準決勝進出となれば、中京学院大中京は初めてで、作新学院は優勝した16年以来3年ぶりとなる。

中京学院大中京は3回戦で東海大相模を下し、勝ち上がってきた。ここまで2試合とも継投で、いずれも先発は不後祐将投手(3年)でしっかり試合をつくる。193センチの赤塚健利投手(3年)ら救援陣も球威がある。攻守の中心、4番捕手の藤田健斗主将(3年)は3回戦で3安打。5番小田康一郎内野手(1年)も3安打。この2人を軸に東海大相模戦は鮮やかな逆転勝利を決めた。

作新学院は初戦の筑陽学園戦を延長で制し、2戦目(3回戦)の岡山学芸館戦は19安打18得点で大勝。栃木大会5試合で53得点した攻撃力が看板で、特に5番の横山陽樹外野手(2年)が2試合で計7安打と好調だ。初戦で10回を完投した林勇成投手(3年)は3回戦も8回2死までノーヒットの快投を演じるなど安定している。勝てば同校春夏通算40勝目となる。