日大三が、まさかのサヨナラ負けで4強を前に姿を消した。

先発した左腕の児玉悠紀投手(3年)のスライダーは威力抜群。先発し7回1死まで10個の三振を奪った。が、その後を受けた柳舘憲吾内野手(3年)が代わりっぱなを打たれた。

小倉全由監督(63)は「3年生がよくやってくれた。甲子園がなくなった中でも選手の強い気持ちが伝わって来た」と選手の労をねぎらった。試合後は佼成学園・藤田直毅監督(57)に「いい試合ができました。頑張ってください」と声をかけていた。