二松学舎大付から現れた身長2メートルの二刀流、秋広優人選手(3年)が4試合目にして1号本塁打をかっ飛ばした。この日マウンドの出番はなく、4番・一塁出陣。初打席となった1回1死一塁で、右翼に飛び込む2ラン本塁打した。

「打った瞬間に行ったと思いました。中高めのまっすぐを、腰の回転で打てたと思います」。手ごたえ十分だったようだ

7月7日の浦和学院戦(練習試合)以来となる高校通算23号だった。もっとも秋広には本塁打より3回1死一、三塁から放った左犠飛の方がうれしかった。「左投手の外の球を逆らわずに打てたんで」。

本塁打で一気に勢いづき、3安打4打点の大暴れ。これまでマウンドの方が注目されたが、バットの勢いも増してきた。