帯広農が初戦で旭川龍谷に敗れた。

4回まで5点リードも、先発水上が、雨が強くなり出した5回、自身のバント処理のミスからピンチを招き2失点。さらに2死二塁から二者連続で被弾し、この回5失点と一気に流れを持って行かれた。水上は「雨の影響はなかった。打たれたのは自分の甘さ。北大会で優勝を果たしてから甲子園に臨みたかった。悔しい。交流試合までにしっかり課題を修正したい」と険しい表情で話した。

帯広農の前田康晴監督(44) 10安打出たが、つながらなかった。左投手対策もしてきてが、変化球がなかなか打てなかった。交流試合は力のある(高崎健康福祉大高崎の)左腕・下投手との対戦。甲子園に行くまでに、しっかり対応できるようにさせたい。

7回から今夏の公式戦初登板し2回被安打1、無失点と好投した帯広農の井村主将 (練習試合で負傷していた)右脇腹痛は問題ない。緩急と変化球でストライクを取れなかったので、そこと制球の部分を甲子園に行く前にもう1度詰め直したい。