第3シードの日大鶴ケ丘が、逆転勝利で8強進出を決めた。

1ー2で迎えた7回表。相手の敵失で同点に追いつくと、1死一、二塁で2番・島田優吾外野手(3年)が左前適時打を放って勝ち越しに成功。続く3番・森安陽琉(はる)遊撃手(3年)も三塁線を破る適時二塁打を放ち、一気に4点を重ねた。

先発した背番号11の右腕、比江島幹(みきと)投手(2年)は、120キロ台の速球で打者を詰まらせ、9つのフライアウトを奪った。9回を投げ切り、被安打3、四死球3、奪三振6で完投勝利を挙げた。

貴重な2点適時打を放ち、終盤には再三の好捕を見せた森安は「序盤は苦しい展開となったが、自分たちは守りからリズムを作るチームなので、粘り強く戦うことが出来た」と充実した表情で振り返った。5回裏終了後にはベンチ内で円陣を組み「比江島ナイスピッチング!」などと、大きな声でお互いを褒め合う時間もあった。「3年生が主体となって、ベンチから盛り上げている」。明るい雰囲気で、7回の逆転劇を呼び込んだ。

勝利した日大鶴ケ丘は、27日に神宮球場で、富士森との準々決勝に臨む。14年夏以来、8年ぶり4度目の甲子園を狙う。