今度は、大観衆に向けてエールを届けた。
歌手・俳優の山崎育三郎(37)が大会歌「栄冠は君に輝く」を熱唱した。1番は独唱、2番からはブラスバンドの演奏、合唱と声を合わせた。スタンドからも、リズムに合わせた手拍子が湧き上がった。
同曲を作曲した古関裕而さんが今年、野球殿堂入り。その功績をたたえるために、2度目の起用となった。
前回は、2年ぶりに夏の甲子園が復活した21年。コロナ対策で簡略化された開会式で入場制限があり、セミの鳴き声が響くがらんとしたスタンドに向けて歌った。今回は、甲子園に集ったファンへ直接、歌声を届けた。
歌唱後はNHKに出演。「胸が熱くなりました。1番はテンポも決めず、感じながら歌いたいと思った。お客様も吹奏楽部の皆さんがいて、涙をこらえるのが必死でした」と明かした。
好きな歌詞には「美しくにおえる健康」を挙げた。山崎は「コロナ禍を経て、健康だからこそ立てる舞台なんだと。歌いながらぐっとくるものがありましたね」と話した。
4年ぶりの制限のない開会式となり、「圧巻でしたね。美しくて思わず写真を撮っちゃいました。(今日は)一生の宝です。素晴らしい経験をさせていただきました」と感謝した。
聖地に集った高校球児に向けては「歌詞の中にもある1球に一打にかけてという瞬間がすべてで、そのすべてにかけている球児の姿は胸を打つし、力をもらえる。自分がやってきたことを信じて楽しんでほしいですね。全力で応援します」とエールを送った。

