健大高崎(群馬)の石垣元気投手(3年)がセンバツ最速で甲子園最速タイの155キロをマークして球場をどよめかせた。
8点リードの8回に登板すると球場からは拍手が起こった。初球から152キロをマークすると、「おー!」と観客から声が漏れた。5球目が155キロとバックスクリーンに表示されると、再び大きなどよめきが起こった。
春はこれまで153キロが最速で今回更新。夏でも07年佐藤由規(仙台育英)13年安楽智大(済美)の155キロが最速で、石垣が甲子園最速に並んだ。
石垣は155キロに「1球目でスピードが出ていたのでいけるかなと思いました。うれしい気持ちもあるんですけど、まだまだ行けるなと感じました」と笑みがはじけた。これまでの自身最速は158キロ。甲子園最速更新に「期待してもいいか」との問いには「はい」と自信ありげな表情を見せた。
ベスト4一番乗りを決め、「率直にうれしい気持ちです。まずは自分たちができる野球をしっかりしてまずは決勝に行ければいいかなと思っています」と白い歯をこぼした。
◆石垣元気(いしがき・げんき)2007年(平19)8月16日生まれ、北海道登別市出身。小1で野球を始め、中学は洞爺湖シニアでプレー。健大高崎では1年春の県大会からベンチ入りし、2年春には5試合防御率1・96で2年生コンビの佐藤龍月とセンバツVに貢献。卒業後の希望進路は「プロ1本」と明言しており、将来の夢は大リーガー。最速158キロ。178センチ、78キロ。右投げ両打ち。

