2季ぶりの甲子園出場を狙う大阪桐蔭が大勝で初戦を突破。投打がかみ合って5回コールド発進となった。
プロ注目右腕の森陽樹投手(3年)が3回を完全投球。阪神や巨人などNPB5球団のスカウトが視察に訪れる前で、今夏初戦で元気な姿を見せた。スカウトのガンではこの日の最速は147キロ。「自分なりに修正できた。回を重ねるごとに良くなった」と振り返った。今夏は背番号10で、「正直悔しかったけど、結果で見せることを考えてやっていきます」と覚悟を示した。
打線は初回に3番畠中健太外野手(3年)の適時打で先制すると、2回は打者16人の猛攻。1死一、二塁から宮本楽久内野手(3年)が3ランを放つと、同じイニングに再び宮本に打席が回り、1死満塁から左翼線に2点適時二塁打など、宮本は1イニング5打点。この回12得点で一気に突き放した。その後も得点を重ねて26得点と大量得点で白星発進とした。
西谷浩一監督(55)も「ここに合わせてしっかりやってくれた。たまたま点数が取れたけど、やらないといけないことはある」と引き締めた。
宮本は1発を含む2安打5打点。全4打席で出塁し、3得点とリードオフマンとしての役割を果たした。「打ち勝つのが理想。今日はミスにつけ込めた。(本塁打は)緩い変化球につまりにいく意識が良かった」と納得の表情。現3年生が最終学年になってからは全国を未経験。「秋、春と全国に行けていない。悔しい思いをした代。大阪を勝ち切って日本一に挑戦する大会にしたい」と意気込んだ。

