日本学生野球協会は2日、緊急審査委員会を開き、11年春の甲子園に出場した総合技術(広島)を部内いじめにより今年6月1日から1カ月間の対外試合禁止処分としたことを発表した。

4日に開幕する第108回全国高校野球選手権広島大会は開幕日自体が処分明けの期間に当たるため、大会への参加はルール上問題ないという。組み合わせ抽選では今月5日に大竹との1回戦を迎えることが決定しているが、同校担当者は日刊スポーツの取材に「処分を真摯(しんし)に受け止める。生徒たちの言動や行動についてを見ながら、大会に出るかどうかを決めたい」と説明した。

処分対象者は同校野球部で、加害者13人、被害者4人。【1】部員同士による暴言、悪口、仲間外れ【2】グループラインに参加している複数の部員が故意にグループから退会していき、新しいグループラインを作っていく【3】被害部員たちが置いていた部室内の荷物を部室の外に出すといった行為があったという。昨年10月に被害部員の保護者からいじめの訴えがあり、学校側が調査を行った。違反行為した部員が10人以上に上り、いずれも部活動中に行われていることから1カ月間の対外試合禁止という厳罰処分となった。