第3シードの淑徳(東東京)が昨夏4強の修徳との接戦を制し、4回戦へ駒を進めた。昨夏準々決勝で敗れた相手への雪辱を果たした。
打線は2回、先頭の秋山大志郎外野手(2年)が中前打で出塁。2死一塁から豊田遼内野手(3年)が左翼席へ先制の2点本塁打を放った。公式戦初本塁打となる一撃に「相手バッテリーがカウントを悪くすると真っすぐが来ると思っていたので、狙って打ちました」と明かした。
先発した永田壮寿投手(3年)は、独特の軌道のスライダーを武器に打者を翻弄(ほんろう)。高めのスライダーでフライアウトを量産し、アウト13個をフライで奪った。7回に2点を失ったものの、94球4安打で完投。「学校のみんながたくさん応援に来てくれていたので、それが力になりました」と声援に感謝した。
中倉祐一監督(48)は「去年のリベンジ以上に、この場で修徳さんと試合ができることのほうが大きかった。流れが収まればこういう展開になると思っていたので、よく我慢してくれました」と選手たちを称賛。豊田の一発には「勝つときというのはこういうことが起きますね。公式戦どころか、練習試合でもあまり見たことがないホームランでした」と目を細めた。

