宇治山田商(三重)は、試合前のシートノック中に東海地区の強豪校の“魔曲”を導入し、試合のムードを高めている。
大太鼓を用いた、サッカーのチャントに似たリズミカルな応援歌を演奏する同校。転機は、24年10月。東海大会出場時に、初戦の対戦相手・中京大中京がノック中に同チャントを演奏していたことに強い影響を受けた。当時を知るOBは「圧倒されました」と回想。いつしか、宇治山田商の試合前にも演奏されるようになった。
太鼓の音の主は、同校野球部OBの吉岡裕一郎さん(19)。「野球はうまくなかったんですが、自分にできることを」と公式戦での大太鼓を担当。この日は、勇ましい太鼓のリズムとともに、名物マスコットのゴリラのぬいぐるみ、在校生やOBが有志で用意したはちまきなど個性豊かな応援で、ナインを後押ししている。

