佐野日大が息の詰まるような投手戦を制し、初戦を突破した。主将の中村盛汰内野手(3年)は、偉大な祖父が見守る中で約束を果たした。

両チームがスコアボードに0を並べ迎えた7回2死。失策とヒットが絡み2死一、二塁としたところで、8番高橋丞内野手(3年)の放った打球を中堅手が落球。ついに均衡を破った。

先発・鈴木有投手(3年)が虎の子の1点を守り抜き、最後は遊ゴロ。一塁手の中村は自らのグラブにボールを収め勝利をかみしめた。

今春センバツでも聖地の土を踏んだが1回戦で三重に0-2で完封負けを喫した。PL学園の名将の祖父・中村順司氏(80)からも「次は、夏だな。夏は絶対校歌歌おうな」とはげましの声をかけられ、約束をした。

帰ってきた聖地。打席では4打数無安打、好機も生かせず「自分が打てればもっと楽な展開になったかなと非常に悔しいです」と反省も、祖父からもらった「自分の結果じゃなくてチームの結果を優先的に」の言葉を胸に、主将としてチームを鼓舞し続けた。スタンドで見守った祖父に向け「自分の結果はおいといて、『校歌歌えたよ』というのは報告したい」と胸を張った。

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