13年ぶり16度目出場の大分商(大分)は、4年ぶり13度目出場の日本文理(新潟)と対戦する。
スタメンが発表され、大分大会同様に米田泰志(3年)投手が先発し、後ろにプロ注目の本格派エース右腕・平田玲翔(3年)投手が控える形となった。
試合前取材に応じた那賀誠監督(59)は米田について「信頼できるのはストレートの制球力。甲子園では彼本来の変化球の精度も高まった状態で投球してくれることを期待してます」と大分大会以上の活躍を願った。
救援登板となる平田は大分大会で17回2/3を投げて15奪三振、2失点。打撃でも高校通算20本塁打を誇る。那賀監督は「状況に応じてクレバーに投げられる冷静さも今シーズン身につきましたので、力のある投球だけに頼らず、状況判断をしてきちっとまとめてくれるものと信頼してます」と口にした。
強打の日本文理を相手にするが、大分大会でもかなりの強力打線と戦ってきて勝ち上がってきたという自信がある。「彼らは大分県のライバルたちをリスクペクトしていて、自分たちはちゃんと抑えたんだからと、大分県の代表だという気持ちを強くしてここに来てて。県外の強力打線に物おじせず堂々と向かっていこうという気持ちはきちっとできている」と強豪を倒しての聖地に怖さはない。
一方、打線のキーマンは「全員」だ。「どこからでも、みんなが自分できることをしっかりやって打線として機能してくれればという話を日頃からずっとしてますので。今日も誰かに期待するとかではなく、全員に期待してます」と全員がヒーローになることを楽しみにする。
理想の試合展開はとにかく「のどから手が出るほど」欲しい先制点。ただ、それをプレッシャーにしたいわけでない。「試合を崩さない序盤を作ってくれれば、1点ずつ失点する分は構わないよ」と米田にも伝えている。「米田が5回まで行ったときは完全にうちのペース」とも語った。
試合前、ナインへかける言葉は日頃と変わらない。「『いつもの通りだよ。いつものできることをしっかり出すぞ』」と送り出す。
大分大会では明豊の6連覇を阻止するなど勝負強さを発揮してきた大分商。「もう必ず勝つと。選手にも『負けることは考えず、必ず勝って帰るぞ』と夕べ伝えてます」と勢いそのままに甲子園でも初戦突破を誓った。

