日本文理の2季連続甲子園勝利は、大分商エースでプロ注目の平田玲翔(3年)によって阻まれた。リードを2点に広げた3回無死一、二塁。追加点のチャンスでリリーフした平田の投じる150キロ超の直球と鋭く曲がるスライダーに打線が手を焼き、遊ゴロ併殺と二ゴロに抑え込まれた。相手エースの流れを引き寄せる投球に押され中盤5回から3イニング連続2失点を許し、逆転負けを喫した。
ベンチから見守った鈴木崇監督(45)は「150キロが来るだけじゃなく、150キロのストレートと変化球が散らされたら捉えられない。北信越でも高岡第一の前田(侑大)君のような全国区と胸を合わせてきましたが、今日の平田君はさらにすごかった」と脱帽した。最後の打者となった秦碧羽内野手(3年)は「スライダーが切れていて『これから絶対にプロに行く投手』だと思いました。自分も将来の夢はプロ野球選手。またいつか上の舞台で対戦したい」と闘志を燃やした。

