大会屈指の好投手・織田翔希投手(3年)をリードしたのは、2年生捕手の脇山魁音(かいと)だ。昨夏の甲子園優勝校・沖縄尚学との一戦でマスクをかぶり、9回2死まで織田とバッテリーを組んで強力打線を封じた。

「自身も最高の状態と言っていた中で、点は取られましたけど、うまくリードできたと思います」と試合を振り返った。織田はこの日、最速154キロを計測。スピードボールに注目が集まる中、女房役は「織田投手は別に球速を気にして投げているピッチャーじゃないので。織田投手自身のスタイルのピッチングを淡々とできたなと思います」と落ち着いた表情で話した。

織田は5四死球と序盤を中心に、制球が乱れる場面もあった。それでも動じず「別に緊張とかは全くなくて。織田投手自身も、自分も、ある程度荒れることを想定して試合に入っているので、そこは動揺せずに配球できたかなと思います」。大会屈指の右腕を普段から受けているからこその信頼関係で、沖縄尚学打線を抑え込んだ。

打席でも2安打を放ち、攻守で勝利に貢献した。沖縄尚学の投手陣も速球を武器とする中、「スピードだけだったら正直なところ、1段階、2段階、織田さんの方が上というか、レベルが違う。すごいなと思います」と笑顔。「普段受けているというのもあって、びっくりするような感じではなかったです」と、2年生捕手が、強豪対決で存在感を示した。

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