春夏通じて初出場の東日本国際大昌平(福島)は1-4で有明(熊本)に敗れ、涙をのんだ。

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快進撃を続けた東日本国際大昌平の夏が終わりを告げた。これまで2試合完投、この日は8回途中で右ふくらはぎのけいれんで降板した先発の照沼佑崇投手(3年)は「勝てなくて悔しいですけど、本当にこの仲間とこの大舞台で2勝できて、ここまでやってこられたことはいい思い出です」と最後は凜(りん)とした表情を見せた。

2年前の冬、グラウンドに植えた「向日葵(ひまわり)」をチームスローガンにした。峯大珠主将(3年)は「向日葵は太陽に向かって咲く。自分たちも向日葵のように頑張ろうと」。昨秋の県大会初戦敗退から始まり、決して平坦(へいたん)ではなかった道。それでも同じ「甲子園」という指標に向かい、心を一つにしてきた。

そして集大成の夏に新たな歴史を刻んだ。福島大会では準決勝で大会4連覇、県内86連勝中の絶対王者・聖光学院を破った。決勝では、学法石川を下し創部26年で初の聖地切符を手にした。

初戦にはバス15台で応援団がかけつけるなど、地元の期待を背負う希望となった。16強で姿を消すことになったが、初の聖地で挙げた2つの白星で、尊い1歩を踏み出した。江井康胤監督(55)も「全国舞台でも物おじせずに自分たちの野球を貫き通してくれた。本当に感謝です」とたたえた。そして「これからの人生にしっかりと生かしてほしい」とナインらの未来にエールを送った。 

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