日大三島が静岡を4-1で破り、23年以来3年ぶりとなる4強に駒を進めた。0-1で迎えた5回途中から2番手で登板した柳谷柊汰投手(1年)が、4回1/3を1安打無失点と好救援。逆転勝ちの流れを呼び込んだ。常葉大菊川は藤枝明誠を4-1で退け、3年連続の4強進出となった。準決勝は22日に、しずてつスタジアム草薙で行われる。

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日大三島の柳谷が、闘志をみなぎらせてマウンドに上がった。0-1の5回。2死一、三塁のピンチで永田裕治監督(62)から出番が告げられた。「1点負けていた。ここで取られたらさらに苦しくなる。1球で打者を圧倒するイメージで投げた」。言葉通り、力いっぱいの直球で相手の3番を二飛に打ち取った。

好発進すると、6回以降に許した安打は1本のみ。四球絡みでピンチも招いたが、本塁は踏ませなかった。「0に抑えられたことで流れが来た。うれしかった」。1年生右腕の力投で潮目が変わった。6回に窪田絋樹内野手(2年)の適時打で同点とし、続く7回には岡村凜太郎外野手(2年)のタイムリーで勝ち越しに成功。8回にも2点を加え、試合を決めた。

この日は、前日19日に行われた浜松商との3回戦(7○2)から連戦となったが、同試合で河村真汰投手(1年)が124球を投げ9回完投した。柳谷は「河村が投げきってくれたおかげで、しっかり調整して今日に備えることができた」と感謝を口にした。仲間がつないだ“バトン”を無駄にしなかった。

中1日で迎える22日の準決勝では、掛川西と対戦。勝てば、東海大会出場が決まる。柳谷は「県も東海も制して神宮大会、センバツに行きたい。チームを優勝に導けるような投手になっていきたい」と頼もしい言葉を並べた。【前田和哉】