マーリンズのイチローは6-6の5回1死一塁で代走で登場するとすぐさま二盗を決めた。

 相手バッテリーがけん制を入れたり、投げるタイミングを変えてきたり警戒してきた中でスタートを切った。26日のカージナルス戦以来の出場だったが、実戦感覚の鈍りを感じさせなかった。

 27日のアストロズ戦が悪天候で中止となったことにより、チームの調整プランに若干の変更が生じている。外野陣はスタントン、オズナ、イエリチのレギュラー3人の出場が優先され、イチローが打席に立つ機会は減る状況だ。レドモンド監督は「イチローには起用法を既に説明してある。彼はチームをグレードアップしてくれる存在」と心配していなかった。