米大リーグのゼネラルマネジャー(GM)会議が10日、フロリダ州ボカラトンで行われ、ソフトバンクから海外フリーエージェント(FA)権を行使してメジャー挑戦の意向を示した松田宣浩内野手(32)について、複数球団のGMが調査をしていることを認めた。

 パドレスのプレラーGMは「ビデオは見たことがある。日本の選手には常に関心を持っている」と話し、エンゼルスのエプラーGMも「もちろん名前は聞いたことがあるし、プレーを見たこともある」としたが、どちらも具体的な評価については明言を避けた。一方で、ホワイトソックスのハーンGMのように「きのう名前を聞いたばかり」という声も聞かれた。

 このオフは三塁手を補強ポイントとして挙げる球団は少なく、多くのチームが投手陣の補強を最優先に掲げている。