ドジャースは、痛い逆転負け。22歳の新人王候補シーガーが1回に先制ソロをたたき込み、先発の左腕ヒルも3回までに7奪三振と、試合の主導権を握っていた。

 ところが、4回2死一塁から死球でピンチを広げ、8番ロバトンに逆転3ラン。ヒルは「カーブがいいコースに決まっていたのに、あの球はうまく制球できなかった。本当にがっかり」と消え入りそうな声で話した。

 1勝1敗で本拠地ロサンゼルスに戻り、第3戦は前田が先発する。ロバーツ監督は「第3戦はケンタ(前田)が準備万端」と期待した。