ナショナルズはベーカー監督の采配が裏目に出た。7回1死から初安打を許したエース、シャーザーを98球で交代。故障のため途中降板した9月末以来の登板で「もう十分だと思った」と説明したが、救援がこの回に追い付かれた。

 さらに8回2死二塁から勝負したリゾに決勝打を許した。監督は「余計な走者をためるわけにはいかないので勝負したのだが…」と歯切れが悪く「もう追い詰められたのだから何とかしなきゃいけない」と危機感を漂わせた。