ポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指す日本ハムの大谷翔平選手(23)がドジャース、マリナーズなど7球団を候補に残し、4日(日本時間5日)にも交渉を始める。一方で大本命といわれていたヤンキースを含む14球団に「1次審査」である書類選考の結果、入団の意思がないと伝えた。

 ジャイアンツは、この日は沈黙を守ったが、11月28日付の大リーグ公式サイトでは、大谷争奪戦のダークホースになると伝えられていた。同球団は花巻東時代にも接触しており、アピールポイントになると指摘。また、競争が激しいナ西地区で戦い続けるためには、大谷のような格安で才能のある若手が必要だと記した。一方で、今季リーグワーストの成績に終わり来季プレーオフ出場は困難なことが、交渉で不利に働くかもしれないとも記載された。