ヤンキース田中将大投手(29)が、敵地でのオリオールズ戦でメジャー通算700奪三振を達成し、今季7勝目(2敗)を挙げた。土砂降りの雨で試合開始が1時間44分遅れ、開始後も雨が降り続く悪条件。ぬかるんだマウンドでフォームが「どうにもならなかった」といい、途中で走者がいなくてもセットポジションで投げるなど試行錯誤した。

 初回に2番ジョーンズにスプリットを左中間へ運ばれ、3回には1番リカード、6回には3番マチャドに、今季最多の3本塁打を浴びた。だが、5回1死一塁では本塁打を含む2安打を許したジョーンズをスプリットで併殺に打ち取るなど、要所で底力を見せた。3回にマチャドから3つ目の三振を奪い、メジャー通算700奪三振達成。打線の援護もあり、自身今季初の3連勝となった。

 それでも「反省すべきことが多かった投球ではあった。(打線に)おんぶにだっこでは投手としてダメ。自分が抑えて勝てるように」と悔しさをにじませたが、ブーン監督は「マサは我々が望むことはやってくれた。悪条件の中、選手たちは集中力を保ってくれた」といたわった。