インディアンスは18日、同チームで長距離砲として活躍し米国野球殿堂入りを果たしたジム・トーミ氏の背番号「25」をチームの永久欠番とする式典を、本拠地でのオリオールズ戦を前に行った。
1991年にメジャーデビューした同氏は合計6チームでプレーし2012年シーズンを最後に引退した。通算612本塁打の記録はMLB歴代8位で、インディアンスでの337本塁打は球団最多記録。
トーミ氏はスピーチで、ボブ・フェラー氏、ジャッキー・ロビンソン氏らの名前を列挙しながら「自分の背番号が諸先輩方の番号とともに掲げられているのを見ると、言葉が出てこない」とし、「まるで(映画の)フィールド・オブ・ドリームスのようだ」と表現した。
式典にはトーミ氏の家族やオマー・ビスケル氏、ケニー・ロフトン氏、チャーリー・マニエル氏など元チームメートと指導者らが列席した。
「皆さんは私にとって兄弟であり、わざわざ足を運んでいただいたことに感動している」と、トーミ氏は感謝した。