7月1日(日本時間2日)、遠征先ダラス郊外のホテルで急逝したタイラー・スカッグスさん(享年27)の追悼ミサが22日(日本時間23日)、米カリフォルニア州サンタモニカ市内の聖モニカ・カトリック教会で行われた。

スカッグスさんの親族のほか、エンゼルスの監督、コーチ、選手、全スタッフ前監督のマイク・ソーシア氏、昨季までの同僚ギャレット・リチャーズ(現パドレス)ら球界関係者約900人が参列。入団直後から兄貴分として慕ってきた大谷翔平投手(25)は、黒のジャケット姿で会場に姿を見せた。

会堂内には、故人の背番号「45」をかたどった花が飾られ、ゴスペルのほか、もの悲しいスローバラードのポップスが流れる中、だれからも愛された左腕をしのんだ。また、大親友だったアンドリュー・ヒーニー投手らが次々と惜別スピーチに立ち、涙ながらも時折ジョークを交えて故人とのエピソードを明かした。

ミサ終了後には、スカッグスさんの大好物だった人気チェーン店のハンバーガーが振る舞われるなど、しめやかな中にもユーモアを交えたセレモニーだった。